出演女優 亜佐倉みんと
監督羹灼
収録時間本編71分 メイキング18分
リリース2008/12/26
シリーズHARDヒロイン討伐
ストーリー
シャドウストームの手によって、地球征服をことごとく邪魔されてきた百鬼夜行の首領・ギリオンは、禁断の鬼を呼び起こすことを決意する。シャドウレッドとともに戦闘員と戦うシャドウホワイトであったが、ギリオンが呼び起こした血に飢えた鬼・キバシャークによって捕らわれてしまう。シャドウストームを壊滅せよとの命令であったが、久しぶりに外の世界に出たキバシャークは、シャドウホワイトの体から生血を搾り出し、のどの渇きを満たす行動に出る。のこぎり刀でニンジャスーツをボロボロに破壊し、小サメによって全身から鮮血を噴出させる。返り血を浴びて興奮に打ち震えるキバシャークは、巨大おろし金でシャドウホワイトの体を血だるまにしていくのだった。そして、もはや反撃のチャンスもないシャドウホワイトは、巨大なローラーによって全身の骨を砕かれていく・・・。 BADEND
監督コメント
亜佐倉さんは芝居が◎で、キリリとしたヒロインらしさと、命乞いをする人間らしさを見事に演じてくれました。どのシーンでも満遍なく血の演出をいれ、血のにおいに敏感なサメの特徴を出せたと思っています。今回の怪人の造詣はかなりよく出来ていますよ。スーツが徐々に破壊されていく模様と、最後の巨大ローラーが見所です。最後のほうまでマスクは外していませんので、マスク好きの方にもお勧めです。 #この作品を語る上で欠かせないのは、亜佐倉みんとさん演じるシャドウホワイトがローラーにかけられるシーンが挙げられると思います。迫力たっぷりで見ごたえがあり、亜佐倉みんとさんの演技、ぼろぼろのコスチュームから感じられる痛々しさ、羹灼監督の演出、キバシャークを演じる狂児さんの演技、音楽、編集などすべてが一つにあいまって、視聴に印象を与えるシーンを作り出したと言えます。特に、このローラーシーンまでは、悪役のキバシャークを意識し、海底が醸し出す独特の雰囲気を考えてでしょうか、ブルーの寒色を中心に撮影していますが、一転し、このシーンでは暖色の中でおぞましいシーンを撮影することを判断した羹灼監督のセンスも注目すべきかもしれません。暖色が通常与える心理的効果を利用し、異常な世界をひねりながら描写していると言えるでしょう。 (A)