監督 東村宗介
収録時間本編72分 メイキング19分
リリース2009/06/26
レーベル / メーカーアキバトル
ストーリー
天才的な頭脳を持ちながら引っ込み思案で寡黙だった少女・緒城唯は、行方不明になったデモンハンターをしていた姉・玲を探すために、自らもデモンハンターとなった。姉ほどの身体能力のない唯は、強化スーツ・フレイヤを生み出し、姉のヒントを求めて魔物を倒し続けていた。そんな唯を忌々しく思っていた上級の蠍の魔物アンダールは、自分が蝙蝠の魔物バキュサスに改造したのが唯が捜し求めている緒城玲だと知り、殺人プロレスで玲を戦わせて、唯をおびき出すことに成功する。記憶を奪われている玲は、リングの上で唯に襲い掛かり徹底的に痛めつけ、さらにバキュサスに変身して唯に噛み付き、そのエネルギーを奪う。唯もフレイヤに変身して戦うが、アンダールと蛸の魔物ダルゴンも現れたことで敗北し、フレイヤの強化スーツの秘密を問われて、実の姉であるバキュサスに壮絶な責めにかけられる。苦しみながら姉に呼びかけ続ける唯。その声は玲に届くのか。そして唯は、アンダールとダルゴンという凶悪な二体の魔物を倒せるのか。
監督コメント
もう、見所は主演の井上優衣ちゃんのけなげさです。愛するを姉を助けるために戦いの道に進んだのに、その姉に痛めつけられるという薄幸のヒロインを熱演してくれました。当初はお涙頂戴的な物語にはしないようにしようと考えていたんですけど、優衣ちゃんをイメージして書いていたら、ちょっと切ない物語になってしまいました。でも、彼女の魅力とあいまって、エンディングは爽やかに終わったのではないかと思います。最初から最後までキュートな井上優衣ちゃんの魅力がぎっしり詰まった作品になったのではないかと思います。演技もアクションもこれが初めてだったという優衣ちゃん、これからが楽しみです。